旅館・ホテルでのマナー
旅館やホテルに泊まるときにもマナーがあるのはご存じですか?くつろいで過ごすためにあるのですから、そう堅苦しく考える必要はないと思います。
あまりマナーを意識しすぎるとかえってくつろげなくなってしまいます。
それでもちょっとした配慮を常に意識しておくと随分違うと思います。
一番のマナーは旅館やホテルに迷惑をかけないということでしょう。
大騒ぎしたり、他の客の迷惑になったり、施設の備品を壊したりなど。
よく心付けを渡すのか?というのが疑問になりますが、日本であれば、ほとんどがサービス料込みで、心付けを一切禁止しているところが多いと思います。
また、心付けを渡すことでサービスが変わるということもありません。
しかし、明らかに迷惑をかけると予想させる場合は、渡しておいてもいいと思います。
調べると3千円~5千円くらいが相場のようです。
旅館に関していえば、座椅子には左側から座る、床の間には荷物は置かない、カートの荷物は畳の上に置かない、起床時の布団は整える、脱いだ浴衣は畳んでおくのが最低限のマナーなようです。
ホテルでの注意点としては、濡れたバスタオルは部屋に置かずに、バスタブにまとめて入れておくのが良いようです。
これは、ホテル、旅館共通して言えますが、施設の備品をなんでも持ち帰ってはいけません。
灰皿を集めているなんていう人がいましたが、明らかにマナー違反ですね。
持ち帰って良いのはアメニティーグッズ、ティーバックくらいです。
香水のマナー
特に女性であれば、香水を使用している人は多いと思います。
通りすがりにふわ~といい香りが漂ってきて、その人の清潔感を感じさせますよね。
しかし一歩間違えれば、周囲の人にとっては全く不快な物となってしまう場合があるので、注意が必要です。
昔、香水を付ける場所としては手首や、首筋がいいと思っていました。
しかし、これは場合によっては匂いがきつくなってしまうことがあるそうです。
オススメの場所としては足首が良いそうです。
足元から全身に香りが広がるというわけです。
汗をかきやすい場所も、匂いが変化する場合があるのであまりオススメできないとのことです。
香水は付け過ぎたり、又は匂いのきついものを使用すると、周囲の人に不快感を与えます。
同じ香水を毎日付けていると、匂いに麻痺して、つい付けすぎたりしがちです。
量は日頃から抑えて付けるべきです。
あまりにもきつすぎる匂いのために周囲の人が気分を悪くすることもあります。
場合によっては吐き気を催す人もいるくらいです。
くれぐれも量は控えましょう。
特に混雑する満員電車に乗る場合は注意が必要です。
また、香水を控えていった方が良い場合もあります。
お葬式や、病院のお見舞いでは極力控えるのがマナーです。
香りを楽しむような食事会でも極力控えます。
山登りなどの自然なアウトドアでは、香水の種類によって、蜂などの虫を呼び寄せることもあります。
マナーを守って、素敵な香りを楽しみましょう。
お見舞いに行く時のマナー
病気や怪我で入院している方々へのお見舞いに行く際に気をつける点について書きたいと思います。
相手との間柄によっては飛んでいきたい場合もあるでしょう。
もちろん、近い身内であれば、その必要があります。
しかし、そうでない場合は逆に迷惑になってしまうことも多いでしょう。
相手の方の状況をよく考えてタイミングを計る必要があります。
まず、入院直後は慌ただしく、状態もよくないことが多いので、避けた方が無難です。
また手術直後も出来る限り避けましょう。
事前に相手の方や、ご家族の方に連絡を取って、お見舞いに都合の良い時間をきくようにします。
病院の面会時間も確認しておく必要があります。
早すぎる時間や遅すぎる時間は避けましょう。
大人数で行ったり、小さい子ども連れだと、騒々しくなり、もしも大部屋に入院している場合は他の入院患者さんの迷惑になることもあります。
あまり長居するのも厳禁です。
そういった配慮は心掛けましょう。
お見舞いに贈る品ですが、花や果物が一般的ですよね。
しかし、気をつけて欲しいのは、食事制限されている場合もありますし、花に関しては花粉アレルギーを持っているかもしれません。
相手の方になくとも同室の入院患者さんにアレルギーがある場合もあります。
大部屋では花は避けた方がいいと思います。
また花を贈る場合、鉢植えはタブーです。
病院に根付くという意味があります。
お見舞い金として現金を贈るのであれば、相手との関係により3千円~1万円の間が相場のようです。