結婚祝いを贈るときのマナー
親しい友人が結婚すると報告を受けたら、結婚祝いを贈ることを考えると思います。
では、その贈る時期と贈る品はどうしたらいいのでしょうか?結婚式に出席する、出席しないにもよりますが、まず、贈る時期について考えてみたいと思います。
結婚するという報告を受けたら、挙式の1ヶ月~1週間前が良いようです。
早すぎるのは個人的にはあまり望ましくないと思います。
お祝い事ですから大安、午前中に届くのがいいでしょう。
入籍だけの場合は入籍が済んだという報告があってからでもいいと思います。
では、贈る品はどういうものが一般的でしょうか?やはり新生活に役に立つ物がいいかもしれません。
友人にほしいものを聞いて贈るのもサプライズはありませんが、確実に喜んでもらえますよね。
結婚する友人が遠慮してしまう場合は記念になるものもいいでしょう。
写真立てや時計、ペアカップやペアのパジャマ、ワイングラスなどはどうでしょうか?名入れサービスを利用してもいいですね。
友人同士、会社の同僚同士で贈るのなら商品券でもいいと思います。
お金や商品券を贈る場合は、2を除く偶数は避けるようにします。
奇数でも9は避けましょう。
ただ品物を贈るだけでなく、お祝いのメッセージも添えておくと、受け取る方は嬉しさ倍増です。
結婚式に出席する場合はご祝儀もあるので、必ずしも別に結婚祝いを渡すことはしなくて良いと思います。
でも、会費制などで、ご祝儀は一切受け取らない場合は、なにか記念になるものを贈ると喜ばれることでしょう。
ワインを飲む時のマナー
ワインは一人で飲むのも美味しいですが、みんなで飲むと一層美味しいですよね。
そういったときのためにワインに関するマナーを知っておくといいと思います。
まず初めに、ワイングラスはとても繊細です。
乾杯の時にワイングラス同士を合わせるのは望ましくありません。
高級グラスでは割れてしまう可能性があります。
「目の高さまでワイングラスを持ち上げてアイコンタクトをする」これがいいでしょう。
ワイングラスはステム部分を持ちます。
次にワイングラスに注ぐワインの量ですが、大体3分の1~2分の1くらいがいいです。
注いでもらう時にワイングラスを持ち上げる必要はありません。
テーブルの上に置いておき、注いでもらうのがいいでしょう。
高級レストランではソムリエが常に目を配ってくれます。
相手にお酌するタイミングとしては、少し残っている時が良いと思われます。
ワインボトルは重いのです。
男性がいれば、男性に任せてもいいかもしれません。
ワインと言えばテイスティングです。
まずはワインを確認してから、匂いや味を確かめましょう。
この場合、嗅覚や味覚を妨げるようなものは極力控えることが必要です。
ワイングラスを手に取り、2~3回ゆっくりと静かに内に回して香りを楽しみましょう。
高級レストランではマナーを気にした方がいいですが、気軽なお店で、仲間内でワインを楽しむ場合はあまり気にすることはないと思います。
楽しくワインを飲みましょう。
旅館・ホテルでのマナー
旅館やホテルに泊まるときにもマナーがあるのはご存じですか?くつろいで過ごすためにあるのですから、そう堅苦しく考える必要はないと思います。
あまりマナーを意識しすぎるとかえってくつろげなくなってしまいます。
それでもちょっとした配慮を常に意識しておくと随分違うと思います。
一番のマナーは旅館やホテルに迷惑をかけないということでしょう。
大騒ぎしたり、他の客の迷惑になったり、施設の備品を壊したりなど。
よく心付けを渡すのか?というのが疑問になりますが、日本であれば、ほとんどがサービス料込みで、心付けを一切禁止しているところが多いと思います。
また、心付けを渡すことでサービスが変わるということもありません。
しかし、明らかに迷惑をかけると予想させる場合は、渡しておいてもいいと思います。
調べると3千円~5千円くらいが相場のようです。
旅館に関していえば、座椅子には左側から座る、床の間には荷物は置かない、カートの荷物は畳の上に置かない、起床時の布団は整える、脱いだ浴衣は畳んでおくのが最低限のマナーなようです。
ホテルでの注意点としては、濡れたバスタオルは部屋に置かずに、バスタブにまとめて入れておくのが良いようです。
これは、ホテル、旅館共通して言えますが、施設の備品をなんでも持ち帰ってはいけません。
灰皿を集めているなんていう人がいましたが、明らかにマナー違反ですね。
持ち帰って良いのはアメニティーグッズ、ティーバックくらいです。