香水のマナー
特に女性であれば、香水を使用している人は多いと思います。
通りすがりにふわ~といい香りが漂ってきて、その人の清潔感を感じさせますよね。
しかし一歩間違えれば、周囲の人にとっては全く不快な物となってしまう場合があるので、注意が必要です。
昔、香水を付ける場所としては手首や、首筋がいいと思っていました。
しかし、これは場合によっては匂いがきつくなってしまうことがあるそうです。
オススメの場所としては足首が良いそうです。
足元から全身に香りが広がるというわけです。
汗をかきやすい場所も、匂いが変化する場合があるのであまりオススメできないとのことです。
香水は付け過ぎたり、又は匂いのきついものを使用すると、周囲の人に不快感を与えます。
同じ香水を毎日付けていると、匂いに麻痺して、つい付けすぎたりしがちです。
量は日頃から抑えて付けるべきです。
あまりにもきつすぎる匂いのために周囲の人が気分を悪くすることもあります。
場合によっては吐き気を催す人もいるくらいです。
くれぐれも量は控えましょう。
特に混雑する満員電車に乗る場合は注意が必要です。
また、香水を控えていった方が良い場合もあります。
お葬式や、病院のお見舞いでは極力控えるのがマナーです。
香りを楽しむような食事会でも極力控えます。
山登りなどの自然なアウトドアでは、香水の種類によって、蜂などの虫を呼び寄せることもあります。
マナーを守って、素敵な香りを楽しみましょう。
お見舞いに行く時のマナー
病気や怪我で入院している方々へのお見舞いに行く際に気をつける点について書きたいと思います。
相手との間柄によっては飛んでいきたい場合もあるでしょう。
もちろん、近い身内であれば、その必要があります。
しかし、そうでない場合は逆に迷惑になってしまうことも多いでしょう。
相手の方の状況をよく考えてタイミングを計る必要があります。
まず、入院直後は慌ただしく、状態もよくないことが多いので、避けた方が無難です。
また手術直後も出来る限り避けましょう。
事前に相手の方や、ご家族の方に連絡を取って、お見舞いに都合の良い時間をきくようにします。
病院の面会時間も確認しておく必要があります。
早すぎる時間や遅すぎる時間は避けましょう。
大人数で行ったり、小さい子ども連れだと、騒々しくなり、もしも大部屋に入院している場合は他の入院患者さんの迷惑になることもあります。
あまり長居するのも厳禁です。
そういった配慮は心掛けましょう。
お見舞いに贈る品ですが、花や果物が一般的ですよね。
しかし、気をつけて欲しいのは、食事制限されている場合もありますし、花に関しては花粉アレルギーを持っているかもしれません。
相手の方になくとも同室の入院患者さんにアレルギーがある場合もあります。
大部屋では花は避けた方がいいと思います。
また花を贈る場合、鉢植えはタブーです。
病院に根付くという意味があります。
お見舞い金として現金を贈るのであれば、相手との関係により3千円~1万円の間が相場のようです。
婚約者の両親に挨拶に行く時のマナー
お互い結婚の意志が固まったら、双方のご両親に挨拶に行くことになります。
新郎・新婦側ともにとても緊張することでしょう。
相手の印象は初対面で決まることだってあります。
今後のためにも出来るだけ良い印象を与えておきたいものです。
最近では全く気にしないというご両親もいますが、それでも最低限のマナーは知っておくべきです。
まず大事なのは、お互いがお互いの両親にうまくアポイントを取ることです。
いきなり行って「結婚します」じゃ驚いてしまいますし、良い印象も持てないかもしれません。
また両親の性格は様々ですから、そういった意味で、自分の両親の性格をよく知っている本人が、相手のために良い日時を選んであげることです。
中には大安などを気にするご両親もいるかもしれません。
上手くアポイントを取ることが出来れば、次は準備です。
まずは服装ですが、やはり普段着のままでは、ご両親にとって失礼になると思われます。
気にされないご両親もいるでしょうが、スーツなどの正装が無難です。
特に男性であれば、なおさらスーツにしましょう。
相手にご両親の好きなものを聞いておいて、手みやげに持参するのもいいと思います。
また、実際に挨拶に伺うと緊張することがほとんどで、会話が出てこなくなってしまうかもしれません。
事前にいくつか話題を用意しておくのがいいでしょう。
昔は「3度断る」というように、なかなか結婚の許しがもらえなかったこともあります。
仮にお許しが出なくても、諦めずに次回に期待しましょう。