立食式パーティでより多くの人と話す
立食パーティの目的は、会話を楽しむことにあります。
お料理よりも、まずは会話です。
主催者も、友好の輪を広げてもらうために、立食パーティにしたのですから、目的に沿うようにしたいですね。
元々親しい友人や、特定の人とばかり話していては、友好の輪を広げることは出来ません。
なるべく、多くの人と会話をするには、まずは話の糸口を見付けることが大事です。
せっかくおいしいお料理が出されているのですから、「このお料理、おいしいですね」など、お料理のことを話題にしてはどうでしょうか?仕事関係のパーティだったら、名刺交換をたくさんします。
自分から名刺を出せば、相手も必ず名刺を出してくれます。
そこから話が繋がって行きますよね。
名刺を受け取る時は、丁寧に扱います。
手にグラスやお皿を持っていたら、それは近くのテーブルに置いて、両手で名刺を受け取るようにします。
会話する時は、口の中に食べ物が入ったまま話すことは避けます。
見苦しいですよね。
また、初対面の人と話す時には、相手の身体には触れたりしないようにします。
飲み会ではないので、あまり気さく過ぎるのは良くありません。
会話の内容は、政治の話題や宗教の話などは避けます。
また、人の噂話や悪口も相応しくありません。
それと同様に、自分の自慢話も避けたいですね。
知的で、少しのユーモアに富んだ会話が、相応しいです。
話を聞いて、楽しく明るくなるような話題を心掛けます。
楽しいパーティになるといいですね。
立食パーティでのお酒の飲み方・料理の食べ方
立食パーティは、好きなものをお皿に取って食べていきます。
だからと言って、いきなりメインのローストビーフや、デザートのケーキなどを取りに行ったりしていませんか?それは、マナー違反です。
立食パーティでも、フルコースを頂いているのと同じだと考えてください。
まずは、オードブルから取ります。
次にメイン料理、麺やご飯類、デザート、コーヒー・紅茶と言う順番にします。
また、1枚のお皿にいくつものお料理を乗せるのは避けます。
ましてや、山盛りに乗せるのは、美しくありません。
1枚のお皿には、2品か3品位を目安に盛ります。
仲の良いお友達同士で、取りに行くお料理を決めて、一気に取りに行ったりするのは、もってのほかです。
各自のお皿で、各自のお料理を取りに行くのがマナーです。
お皿は、テーブルの上に置いて食べるのではなく、片手にお皿とグラスを持つのが基本的な持ち方です。
しかし、手の小さい女性などは、難しいですよね。
その場合は、無理をせず、両手で持つようにします。
お酒などの飲み物は、お代わり自由です。
しかし、自分の飲める量を判断し、飲みすぎには注意します。
冷たい飲み物などは、水滴が垂れますね。
それを予防するために、グラスの下半分をナプキンやハンカチなどで巻いて持ち歩くと、とても美しいです。
立食パーティは、食べることがメインではなく、出席者との歓談がメインになっています。
あまり、お料理に固執せず、周りの方達と楽しくお喋りしながら、お料理を味わってください。
立食パーティの服装
パーティがあると、まず気になるのが服装ですよね。
何を着て行こうかと迷います。
それが、立食となると、益々悩んでしまいます。
迷うようであれば、主催者側に確認するのが、最も手っ取り早い方法です。
しかし、「気にせずに、普段の服装でどうぞ。」などと言われることが多いようです。
それを真に受けて、失敗する事もありますよね。
一緒に参加する友人と、相談して決めてもいいかもしれません。
余裕があるのならば、カジュアルな服装と、フォーマルな服装との両方を持参し、会場に着いてから雰囲気を見て、着替えをするという方法もありますね。
1つ立食パーティで避けた方が良い服装をあげるならば、動きにくい服装は避けます。
立食ですので、基本は立って食べます。
好きなお料理を取りに行ったりしますので、袖にヒラヒラとフリルなどがついていると、大皿に付いてしまったりします。
また、肩にかけるストールやショールなども避けた方が無難です。
ストールの端が、お料理に付いてしまいます。
お料理に付きそうになるのを避けようとして慌ててしまい、お皿をひっくり返してしまったり、人にぶつかってしまったりします。
寒さ対策で、ストールなどを着用する場合は、端がお料理に付かないように、後ろでブローチや綺麗な色のヘアゴムなどで、留めておくといいと思います。
ボレロを羽織っている様に見えて、おしゃれに見えますよ。
周りの方にも配慮した服装で、楽しめるといいですね。