立食パーティの立ち振る舞い方
会場に入ると、ほとんどの方達が壁際に立っています。
これは、主催者側に失礼にあたります。
パーティを楽しみにしていたという気持ちを伝えるためにも、会場に入ったら真ん中へ行くようにします。
もちろん、笑顔で・・・。
これで、会場の雰囲気も良くなりますね。
パーティといっても、立食です。
荷物は小ぶりなカバン1つになるようにします。
やむを得ず大きなカバンを持参することになった時は、大きなカバンはクロークに預けます。
会場内には必要なものだけを、持っていくようにするのです。
会場の壁際には、椅子が置かれています。
この椅子は、体調の優れない方とか、お年を召した方などの為に用意されているものです。
その椅子に長時間腰掛けて、話し込んだりしないようにします。
カバンなどを置いて、席を取っておくことなど、もってのほかです。
マナー違反になります。
また、タバコも喫煙所で吸うようにします。
喫煙所などが設けられていない場合は、メインテーブルの近くでは吸わないようにします。
灰皿があるところであれば、吸っても構いませんが、周りの方に吸ってもいいか確認をとると、周りの方も迷惑には思わないですね。
そして、トイレに行くのも1回にします。
体調が悪い場合は、仕方が無いですが、2回以上行くことはマナーに反します。
このように、立食パーティと言えども、色々と決まりごとはあります。
スマートな立ち振る舞いが出来るといいですね。
披露宴 スピーチの注意点
披露宴でスピーチを頼まれたら、何を話せば良いのか悩みますね。
スピーチでは、どういうことを話せばいいのでしょうか。
まず、言ってはならない言葉を覚えておきます。
「忌み言葉」と言われている言葉です。
終わる、別れる、切れる、死ぬなどの言葉はもちろんのこと、再び、繰り返す、重ね重ねなど、「再婚」を連想させる言葉も避けます。
そして、おめでたい席なので、どんなに美談であっても新郎新婦の苦労話などは避けた方が良いです。
また、仲の良い友達であっても、スピーチ中は、あだ名ではなく、きちんとした名前で呼びます。
例えば、新婦が「はなこ」と言う名前であれば、「はなこさん」と呼ぶようにします。
色々と考えていくと、話したいことがたくさん出てくると思います。
あれも話したい、これも話したいと思うかもしれませんが、スピーチ時間は1人3分間が基本となります。
あまり長くなると、式の進行にも支障をきたします。
それに、聞いてる方も疲れてきてしまいますね。
その逆に短すぎるのも物足りなさ感があります。
なるべく、3分間で終わるように、内容を吟味して話すようにします。
色々と内容を考えて、スピーチを練習しても、やはり人前で話すことは緊張します。
その場合は、原稿を読みながらスピーチしても恥ずかしいことではありません。
何も見ずにスピーチしようとして、いざ人前に立ったら頭が真っ白になって何も話せなくなってしまっては、せっかくのスピーチも台無しです。
記憶に残るスピーチになるといいですね。
披露宴 歌の注意点
披露宴で歌を歌ってください、とお願いされたらどうしますか?もちろん、快諾しましょうね。
断るなんてもってのほかです。
せっかく、新郎新婦があなたを選んでくれたのですから、快く引き受けるべきです。
では、どのような歌を歌えばいいのでしょうか。
新郎新婦から「何の歌でも良い」といわれたからといって、何でも良いわけではありません。
歌詞を良く読み、結婚式に相応しい曲を選びます。
別れの歌であったり、元カノ・元カレの事を歌っている内容であったり、相手が死んでしまった歌であったりしては、悲しくなってしまいますね。
流行っているからという理由で選曲するのではなく、内容を吟味して決めましょう。
また、新郎新婦からのリクエストがあれば、その歌を歌うのが良いです。
その曲が、自分では上手く歌え無い場合もありますので、何曲か候補を挙げてもらえると助かりますね。
また、新郎新婦の思い出の曲などを知っている場合には、その歌でも良いですね。
その曲が、あまり結婚式には歌われない曲であったならば、歌う前に、その曲を選曲した理由などを述べると、出席者も納得して聞いてくれます。
女の人が数人で歌うのであれば、アップテンポのノリの良い曲でも良いですね。
振り付きで歌えば、可愛らしいです。
それに、可能であれば、新郎新婦にも参加して貰って、一緒に歌っても楽しいのではないでしょうか。
楽しく、思い出に残る披露宴になると良いですね。