婚約者の両親に挨拶に行く時のマナー
お互い結婚の意志が固まったら、双方のご両親に挨拶に行くことになります。
新郎・新婦側ともにとても緊張することでしょう。
相手の印象は初対面で決まることだってあります。
今後のためにも出来るだけ良い印象を与えておきたいものです。
最近では全く気にしないというご両親もいますが、それでも最低限のマナーは知っておくべきです。
まず大事なのは、お互いがお互いの両親にうまくアポイントを取ることです。
いきなり行って「結婚します」じゃ驚いてしまいますし、良い印象も持てないかもしれません。
また両親の性格は様々ですから、そういった意味で、自分の両親の性格をよく知っている本人が、相手のために良い日時を選んであげることです。
中には大安などを気にするご両親もいるかもしれません。
上手くアポイントを取ることが出来れば、次は準備です。
まずは服装ですが、やはり普段着のままでは、ご両親にとって失礼になると思われます。
気にされないご両親もいるでしょうが、スーツなどの正装が無難です。
特に男性であれば、なおさらスーツにしましょう。
相手にご両親の好きなものを聞いておいて、手みやげに持参するのもいいと思います。
また、実際に挨拶に伺うと緊張することがほとんどで、会話が出てこなくなってしまうかもしれません。
事前にいくつか話題を用意しておくのがいいでしょう。
昔は「3度断る」というように、なかなか結婚の許しがもらえなかったこともあります。
仮にお許しが出なくても、諦めずに次回に期待しましょう。
二次会の招待状の準備
二次会の内容などが大まかに決まったならば、遅くとも開催日時の1ヶ月前には招待状を送ります。
新郎新婦に招待したい方の名簿を作成してもらい、往復ハガキで送ります。
連絡ツールの発達により、メールなどでお知らせする場合もあります。
しかし、メールでは消してしまう可能性もありますので、出来るだけ手元に形として残るハガキを利用するのが良いと思います。
往復ハガキの往信欄には、開催日時、会場に関する情報(名前はもちろんのこと、住所や電話番号、簡単な地図と最寄り駅など)、会費、受付開始は何時からなのかと、返信ハガキの締切日を明記します。
締切日は、開催日時の2週間前であれば大丈夫ですね。
可能であれば、二次会での余興の内容など、楽しみにしてもらえる様な内容を書きます。
返信欄には、出欠の確認欄と、参加者の氏名や連絡先などを書いてもらう欄を設けます。
さらに、新郎新婦へのメッセージなどを書いてもらうと良いですね。
二次会で読む可能性もありますと明記しておけば、読んでもらいたいと思う人は、面白おかしく書いてくれますよ。
もちろん、返信欄の宛名には返信先の住所と氏名を書いておきます。
書かなければならない項目を忘れずに明記し、明るい感じの招待状を作成してみると、参加者も気持ち良く受け取れると思います。
楽しい明るい文面であれば、出席してみようかなって感じるかもしれません。
たくさんの人が満足してくれる二次会になると良いですね。
二次会の余興や出し物
二次会の余興として定番のものが、ビンゴだと思います。
ビンゴは参加者全員が楽しめますよね。
ビンゴでも色々なやり方があります。
まずは、普通の数字を引いていくビンゴです。
新郎新婦に番号を引いてもらうのがいいでしょうね。
他に、参加者の名前を書いたカードを配り、番号の変わりに名前を選んでいくやり方もあります。
これだと、自分の名前が呼ばれるかドキドキして待つことになり、ワクワク感も増しますよね。
さらに、ビンゴカードは数字で普通だけど、新郎新婦が番号を引くのではなく、順不同に参加者を指名して、その方に好きな番号を言って貰うというのもいいと思います。
その場合は、リーチになった方は指名しないようにするといいでしょう。
このように、ビンゴと言っても多種多様にやり方を考えられるのです。
お楽しみの賞品ですが、1等の人に一番良い賞品をあげるのではなく、どれが良いのか選んでもらう方式を取った方が、楽しみが継続して面白いですよね。
他にも、新郎新婦に関するクイズ大会をしたり、カラオケ大会などをしたり、色々と定番のプランはありますが、事前に盛り上がるような進行を考えておくとよいでしょう。
カラオケ大会は、常に歌っているわけではなく、企画と企画の間の時間などに歌って貰ったり、みんなで歌ったりすると盛り上がります。
参加してくださる方に二次会を楽しみにしてもらえる様、招待状のハガキに番号を振っておき、当日に抽選をしますと書いておけば、何の賞品がもらえるのか楽しみが出来ます。
色々と工夫をして、楽しい二次会になれば良いですね。