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お歳暮を送る時期とマナー

お歳暮の始まりは、お正月に御供え物を持ってみんなで集まった事だと言われています。
お歳暮を贈る時期ですが、以前でしたら新年を迎える準備を始める12月13日から20日までに贈られていたようですが、最近ではみなさんあまり拘っていないのが現状のようです。
百貨店やデパートがお歳暮商戦を繰り広げる11月下旬からでも、それで都合が良ければ構いません。
ただ、年末の何かと忙しい時期にお歳暮が届くのは先方の迷惑にもなりかねませんので、出来れば12月20日までには届くようにしたいものです。
また、お歳暮を贈る相手ですが、結婚式の仲人をしてくれた方には感謝の気持ちを表す為にも忘れずに贈っておきましょう。
最低でも、3年間は贈り続けるのが一般的です。
仕事でお世話になっている上司にも贈っておきたい所ですが、お歳暮というものは続ける事に意味があります。
贈る際には、これから先も長い間お世話になると思われる上司に限るようにしましょう。
親戚に贈る際にも、あの人には出して、あの人には出さないという事がないように気をつけます。
親戚といえども自分にだけ贈られていない事がわかると、なんだか仲間外れにされたような気分になるものです。
お歳暮を贈る際に、送り状や挨拶状を出す年配の方もいらっしゃいますが、これは特に必要ありません。
予め送り状を出しておくと、先方にとって品物が受け取りやすくなるメリットもありますが、逆になんとなくお返しを求めているように思われてしまう可能性もあります。

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お歳暮を出すのを忘れた場合

師走の忙しさでお歳暮を出すのをつい忘れてしまったり、贈る手配が遅れてしまったりする事は、誰にだってある事です。
けれどそんな時に、「時期が過ぎてしまったから、もう贈らなくてもいいや」なんて考えているようではいけません。
贈る時期が遅れてしまったとしても、お歳暮は日頃の感謝の気持ちを先方に伝える大切な習慣ですので、きちんと贈るのがマナーというものです。
では、贈る時期が遅れてしまった場合は、どうやって先方に贈れば良いのでしょう?まずは、配送業者に、「松の内」(一般的には1月7日ですが、地方によっては10日、15日などがあります)までに届くかどうかを必ず確認します。
松の内に届くようであれば、表書きを「お年賀」として贈れば問題ありません。
もし、松の内を過ぎるようであれば、立春(2月4日頃)までに「寒中御見舞」として贈りましょう。
この際、先方には、お歳暮として贈れなかった事をお詫びして、「お年賀」、または「寒中御見舞」として贈る旨を手紙や季節の葉書、電話やメール等で伝えておくと、あなたの印象もアップします。
特に、毎年お歳暮を贈っている相手には、「今年はどうしたのだろう?」と思わせない為にも必要ですね。
感謝の気持ちを受け取るのに、時期が遅れたからといって嫌な顔をする人などいません。
贈るのを忘れた事など気にせずに、その時期に応じた表書きで感謝の気持ちを表せばよいのです。

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お歳暮のお礼状

お歳暮を頂いたら、お礼状はきちんと出すようにしましょう。
感謝の気持ちを伝えるという本来の目的と共に、無事に届いた事を先方に知らせる意味もあります。
電話でお礼を言えばそれでおしまいと思っている人も多いようですが、とりあえずのお礼と受け取った事を知らせる為に電話は掛けたとしても、別途お礼状を出すのが正しいマナーです。
ただし、普段から電話やメールをやり取りしているような親しい間柄であれば、電話だけでもいいでしょう。
どちらにしても、頂いた感謝の気持ちは必ず伝えるようにします。
最近では、字が汚いといった理由でお礼状を印刷して出す場合もありますが、どんなに汚い字でも丁寧に書かれてさえいれば、相手に気持ちは伝わるものです。
また、あなたが受け取る立場であれば、いくら字が汚くてもやはり手書きで書かれている方が、気持ちがこもっているようで嬉しいですよね。
ですから、お礼状は手書きで書くようにしましょう。
もちろん、お礼状は手紙である必要はありません。
丁寧にお礼がしたいのならば手紙になるでしょうが、お歳暮のお礼状の場合は葉書であっても失礼にはあたりません。
綺麗な絵葉書を利用するなど、ちょっとした気遣いがあると受け取る側も気持ちがいいものです。
お礼状を出すタイミングについてですが、お歳暮を頂いたら早急に、出来れば3日以内には出すようにします。
自宅に不在でなかなか受け取る事が出来なかった場合には、まずは電話で届いた旨を知らせると先方も安心するでしょう。

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