テーブルマナーの学べるお店
テーブルマナーは、覚えてから使うのもいいですが、食事しながら教えて貰うのも、楽しくていいかもしれません。
日本料理、中華料理、フランス料理と、種類はたくさんありますが、どれも、絵や文章だけで覚えるのは大変です。
いくら想像力が豊かでも、実際にやるのとは、どうしたって違いがでます。
勉強から実践と段階を踏むのも、楽しめればいいんですが、なかなかそうはいきません。
とはいえ、スクールに通うのはちょっと・・・なんて方に朗報。
ホテルでは、高級料亭やフレンチレストランなどを実際に利用して、テーブルマナーが学べる企画を行っているところが結構あるんです。
お値段は、そのホテルによって様々です。
ちなみに、あるホテルのマナー教室付きの和食プランは、通常のお食事料金+二千円でした。
もちろん、テーブルマナーは、ホテルでの企画ですので、しっかりとした質の物が学べます。
ホテルでのマナー教室は、実際のお店に近い、高級感ある空気の中で学べるという強みがあります。
高級店の独特の緊張感は、家庭ではなかなか体感できません。
ここできちんと食事できれば、自信に繋がるはずです。
このようなプランは、定期的もしくは不定期に、催し物として行っているところ、予約すればいつでも利用できるところなど、ホテルによって様々です。
いつでも予約すれば利用できるところでも、ある程度の人数が必要な場合もあります。
利用してみたい方は、いくつかのホテルに問い合わせて、最適だと思うところに行ってみてください。
テーブルマナー 食べられないものがでたら
コース料理などには、苦手な物がでてくる事もありますね。
好き嫌いはいけません。
なんて意味合いの事は、ここでは、とりあえずおいておきます。
テーブルマナーとしては、食べられない物に対する対処法が、料理のジャンルによって変わります。
懐石料理の場合、でた物は、残さずに食べるのがマナーです。
ですが、苦手な食材だったり、満腹だったり、体調不良だったりする事は、誰にでもありえる事です。
どうしても無理な場合は、その理由を話して謝り、許して貰います。
でてきた時点で伝えるというのは、懐石料理がどんな料理が振る舞われるかが、事前に予測できない性質の物だからです。
量も内容も、自分では解らないので、ある意味、多少このような事があるのは、仕方のない事なんです。
ですが、フランス料理の場合は違います。
コース料理は、事前になにがでるかが解りますよね。
なので、オーダーの時点で、嫌いな物は伝えておくのがマナーです。
少食で、食べきれないと予想できる時も、その旨を事前に伝えておきます。
もし、予期せぬ事態で食べられなくなったら、同席者が食べ終わるのを待ち、下げて貰う時に、理由を伝えましょう。
オーダー時に伝え忘れた場合も、その時点でいうのではなく、手を付けないで、下げる時にいうのがマナー。
フランス料理では、物を残すのはマナー違反ではありません。
ただ、サービスする側が、料理や対応に問題があったのでは?と心配しないように、人として、最低限の気配りは必要という事です。
子供 テーブルマナーを教える
子どもに、テーブルマナーを教えるのは、とても難しいですね。
特に、洋食のテーブルマナーを教える時は、よっぽど自分が、マナーに自信を持っていないと無理でしょう。
ですが、マナーは、「食事を楽しむ為に必要な物」です。
それなのに、間違ったからといって、怒鳴ったり、威圧するのはおかしな事だと思いませんか?。
それに、大人でも簡単には覚えられないのが「マナー」です。
無理強いするのでは無く、楽しんで覚えられるように教えてあげるのが1番大切です。
1番落ち着いていられる家で、食器などを並べて模擬練習をしながら教えてみるのもいいでしょう。
それほど気を使わなくていい雰囲気のお店を選び、両親が楽しく食事しながら、みせてあげるのもいいでしょう。
子どもでも大丈夫なお店は案外あります。
電話で確認してしてみてください。
親切なところでは、料理をマナーについて教えながらだしてくれるお店もあります。
子どもの頃から、きっちりとしたマナーを知っておけば、大きくなってからも、とても役に立ちます。
ですが、苦痛を感じるような教育ならば、しない方が無難です。
もし、教える自信がない時は、子ども向けのマナー教室もあります。
そのようなところを、利用してみてもいいと思います。
子どもと一緒に、親御さんも通ってみるのも楽しいかもしれませんね。
急な結婚式への御呼ばれなどがあった時も、事前に準備しておけば、焦る事なく参加させる事ができますよ。
是非参考にしてみてください。