和食 テーブルマナー
日本人なら、誰でも慣れ親しんだ料理である和食。
料亭などに行くと、とても繊細で上品な料理が、たくさんでてきますよね。
どんな料理でも、美味しく戴くのは大事な事ですが、誰かと食事するなら、せっかくの楽しい時間を台無しにしないように、マナー違反は避けたい物です。
和食には、実は、たくさんのマナーが存在します。
例えば、お刺身。
わさびを醤油に溶かす方、結構いますよね。
これ、実はマナー違反です。
丼物など、一部例外はありますが、通常、お刺身はわさびを適量上にのせて醤油を付けて戴きます。
取り分ける時も、お箸を逆さにするのは間違いなんです。
手で握った部分で食べ物を取り分けるのは、失礼にあたります。
もう一膳お箸をお願いするなどするのがいいでしょう。
この他にも、よく勘違いされているような、細かなマナーがたくさんあります。
食事の時間を気持ちよく、会話の弾むような物にする為にも、間違いは、早い段階で直しておいた方が、いいのではないでしょうか。
しっかりとした知識を持った方というのは、同性・異性、どちらからみても、とても美しい物です。
マナー教室に通う余裕のない方でも、今ではたくさんの情報を、簡単に手に入れる事ができます。
インターネットの接続できる環境さえあれば、無料でマナーを教えて貰う事もできます。
是非、このようなサイトを活用してみてください。
きっと、「目から鱗」間違いなしですよ。
洋食 テーブルマナー
結婚式や、ちょっとした御呼ばれの席では、やはり「洋食」、特に、フランス料理が振る舞われる事が多いですよね。
そういった料理を戴いた事がある方ならご存知でしょうが、ナイフにフォーク、スプーンと、なんでこんなに必要なのかと聞きたくなるほどに、たくさんセットされています。
そして、お皿の上にはナプキン、綺麗に並んだグラス、慣れ親しんでいなければ、この雰囲気だけで緊張はピークです。
ですが、マナーは実に単純。
覚えてしまえば簡単です。
まず、ナプキン。
気になりますよね。
これは、主賓が乾杯の後に広げたら、触って大丈夫です。
2つ折りにして膝の上に置いてください。
この時、折り目がお腹にくるようにしてくださいね。
口や手は、この内側で拭いてください。
そして、ナイフなど。
これは、外側から使うと覚えておけばいいでしょう。
ただ、落とした際は、自分で拾ってはいけません。
ウェイターに声をかけましょう。
そして、食事中はハの字に、食べ終えたら2つ揃えて刃を手前に置いてください。
そうすると、ウェイターは食べ残していても、どちらなのか判断しやすいです。
後は、主賓にならって食べ進めれば、大抵の場合大丈夫でしょう。
最後は、ナプキンを適当にたたんで退席すれば、OK。
ここで注意するのは、きっちりとたたまない事。
料理や店に嫌悪感があるという意味合いになってしまうので、品が残る程度に雑においてください。
細かなマナーまで挙げるとキリがないですが、このくらいの事が解っていれば、ほぼ問題ないでしょう。
テーブルマナー違反の例
「和」「洋」「中」と、大きく分けて料理には、3つのジャンルがありますが、このそれぞれにテーブルマナーという物が存在します。
一気にこのすべてを覚えるのは、とても大変な事でしょう。
ですが、1つ1つをゆっくりと勉強すれば、大まかなマナーについては、誰でもマスターする事ができるでしょう。
マナーには、色々な物があるので、簡単に説明するのは難しいですが、ここでは少し、よくあるマナー違反の例を挙げてみたいと思います。
これは、どの料理に関してもそうですが、喫煙というのは、料理の香りを楽しむ食事において、あまりいい行為ではありません。
日本料理などでは吸う事自体がマナー違反とされていますし、中華料理でも目上の人が吸わない場合は、吸ってはいけません。
食事中に喫煙するというのは、マナーどうこうというよりは、常識レベルの話なのでしょう。
この他にも、洋食において、テーブルの下に手が隠れる事がマナー違反であったりします。
治安の良い日本では、不思議に感じるかもしれませんが、相手を不安な気持ちにさせない為の配慮からくるようです。
マナーには、礼儀という物も大きく関わってはいますが、「人に嫌な思いをさせない事」この事に重点をおいた物が多いように感じます。
人として、相手に気配りを忘れない姿勢。
これが、食事をする時に、1番大切な事なのかもしれませんね。
逆にいえば、少々マナー違反でも、相手に対して心配りを忘れなければ、問題はないのかもしれません。